SpringFramework の新メンテナンスポリシー

Spring 有償化 → 炎上 - C/pHeR Memo - Java とか。Eclipse とか。 経由。

Javaフレームワークの元締めと言ってもいい Spring Frameworkメンテナンスポリシーが改訂されたらしい。

最新のメジャーリリース(2.5 とか、小数点ひと桁)が 出た後、コミュニティ版では3ヶ月しかメンテナンスリリース(2.5.1 とか、小数点2桁)は提供しないよ!それ以上のメンテナンスリリースはエンタープライズ版(有料)を買ってね!

って感じ?

現行の2.5なんか最初のリリースから現在まで既に1年近く経ってるし、新ポリシーだと2.5.2以降は出てないことになる。こりゃ大変ですなぁと思っていたら、SpringSourceの一員らしい Mark Brewer氏のコメントこの人かな?)では「3ヶ月過ぎても次のメジャーリリースが出るまでは community will receive any set of fixes (i.e. 3.0.1, 3.0.2, etc.) だ」と言っているので、別に完全放置というわけではないらしい。

ただ、この英文の意味が自分にははっきりわからなくて、

  • コミュニティ版のtrunkにフィックスは随時入るけど、3.0.1 とかいう形でメンテナンスリリースはされない
  • 次のメジャーリリース(たとえば3.5)が出るまではメンテナンスリリースも行われる

のどっちなんだろう? Rod Johnson氏 は「複数リリースのメンテナンスはタダじゃやってらんねえよ」と言っていますが、それなら後者のポリシーが妥当な気がするんですけど……。後ろのほうで Gabriel Axel氏 が「後者のポリシーのほうが良かったんじゃないの? I suggest 後者」とか同じことを希望として述べているので、やっぱり前者なんでしょうかね。自分でtrunkから持ってくればいいとはいえ、リリースという形にならないのはちょっとつらいかも。

普通にプラグインとかをtrunkから持ってくるRuby/Rails界隈に比べたら、さすがにいろいろかっちりしてるよね(自分のとこだけ?でも書籍とかもみんなそうだよね)。